11.体に大敵 ヘドロ わしづかみしちゃいました

4月9日東京で発行された朝日新聞の27面に「ヘドロ 体に大敵 素手で扱わないように」とある、石巻市では内陸へ4kmにわたってヘドロが流れ込んでいる。ヘドロが入りこんだ自宅の二階で暮らしている人たちはたぶん一万人以上いると思う。床下のヘドロを取るためには根太を切らないとスコップが使えない。すべての家のヘドロを除去するには大変な労力と時間が必要となります。

ヘドロには海底の堆積物や砂利のほかにごみや下水、廃材などが混じっていて、赤痢菌やチフス菌などの病原性微生物や重金属、ポリ塩化ビフェニールなどの有害物質も含まれている可能性があり、乾くと粉塵になって体内に入る可能性もある。(朝日新聞記事)

そのような劣悪な環境で十数万人の人たちが暮らしているのです、もうすぐ暖かくなります、梅雨が来ればせっかく集めたヘドロもまた流れ出します、夏になれば粉塵になります。
多くの住民が二次災害を受けます。

復興を一日でも早く達成しないと、日本全体が負のスパイラルに落ち込んでいきます。
被災した人たちのニュースがいつまでも流れると、国民の気持ちは消費に向かいません。
震災の無い九州でも業種によっては、大きな影響を受けています。

政府は精いっぱいしているでしょう、しかしそれを待っていたら、日本全体がどんどん景気が悪くなっていきます。

義援金も良いですが、ボランティアに行ける人はどんどん行くべきです、義援金でアルバイトを雇い送りこむという手も有るでしょう。東京ではボランティアバスを運行しているNPOもいます、バスの中で寝泊まり食事をすませる事も出来ます。

佐伯市は市を上げて救援に行ってます、4月12日には避難場所での炊き出しを行っています。
行橋市も立ちあがりませんか。
ロータリー2700地区も現地に人を送り込みませんか。
九州からわざわざ行く事が特別に価値があります、近くの県も刺激されます。
若い人を送り込むことによって、危機管理能力に対するDNAを九州人に植え付ける事も出来ます。
いつ九州が同規模の災害に遭わないとの保証は有りません。

一人でも多く、迅速に東北の復興に手助けすることが、日本の再生につながります。
何年かかるとか、何十年かかるとか言っていては、日本は沈没します。

私ももうひと段落したら再度、東北に向かいます。

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